[不便を楽しむ場所]
一昨年見つけた古民家の宿で、古民家のオーナーさんに言われた言葉。
こんにちは、SHOです。
関東圏からツーリングにおすすめな宿として、福島にあります ”古民家の宿 中里”
こちらを今回ご紹介します。
福島県の小野町という小さな町に ”古民家の宿 中里” がひっそりと宿泊客を待っています。
東京からだと、常磐道もしくは東北自動車道でおよそ3時間ほどで到着できます。
古民家からバイクで10分以内の所にスーパーやホームセンターもあるので、買い出しには困りません。
駐車スペースもバイクだけなら15台以上は余裕です。
車でも宿の前に2~3台。門の前に5~6台は余裕でおけるくらい非常に広々とした敷地になっています。
私が2016年の秋に訪れた時はバイク12~3台でした。それでもスペースはかなり余ってます。
宿泊施設の古民家は一棟貸し切りになっていて、1人から宿泊が可能になっています。
古民家のオーナーさんに最大どれくらいの人数が来たのか尋ねたら、2017年の9月時点で15人だったそうです。
大人数で楽しむ人、家族やカップルでも良いし、1人で都会の喧騒から心を癒しに行くのもいいかもしれませんね。
周りは多少隣家がありますが、他は林などしかなく、虫の音や風に揺れる木々の音。自然たっぷりの場所に位置しているので、画家の方が一人で訪れて、連泊をして絵に集中されたりするようです。
古民家の使い方は様々で色んな方に楽しめる場所だと、実際に訪れて感じました。
中でも古民家のオーナーさんが本当に気さくな方で、初めて古民家に訪れたのが2016年の秋に団体で訪れ、翌年の2017年の秋に再び古民家に宿泊をしたらオーナーさんが私の事を覚えてくれていたこと、前回団体で訪れた時に誰が予約をしたかなど、本当にびっくりするくらい私たちの事を覚えていてくれたことに本当に感動しました。
古民家のすぐ横に蔵があり、そこが受付になっています。
そこで古民家の使い方や設備の説明を受けます。
その時にオーナーさんに言われたのが、 【ここは不便を楽しむ場所です】
古民家の楽しむポイントの一つに五右衛門風呂があります。
脇に薪があるので、それを使い自分で火を起こして、お風呂を炊く。
これが本当に大変で、火がなかなか付かなかったり、付いても温度の調整を難しくてお風呂の湯が熱くなりすぎたり、本当に不便でした。
でも、これが非常に楽しく、非日常な作業に友達との会話が進み、ずっと笑いっぱなしでした。
古民家の中にもお風呂があり、そこはお湯が出る設備の整ったお風呂があるので、五右衛門風呂に頑張って火を付けお風呂が温まるの待つ間に、古民家のお風呂で体を洗ってから、五右衛門風呂に入るのをおすすめします。
部屋は囲炉裏のあるダイニングと畳の部屋が3つあります。
ダイニングは床暖房も付いていて寒い時期でも囲炉裏で温まりながら床暖房でも温まるので、寒さは窓の景色で味わえます。
囲炉裏も古民家を楽しむポイントの一つです。
鉄なべもあるので、囲炉裏を囲んで温かい汁ものを食べる時間がとても素敵に感じます。
炭は用意されているので、炭に火を入れ、囲炉裏を囲んでみてください。
畳の部屋も非常に広く、3つに分かれて使えるので男女で訪れても分かれて寝泊まりできます。
食事は基本自炊になるので、キッチンスペースもあり、設備も充実していて自炊する環境はしっかりしています。
写真を撮り忘れてしまったので、何があるのか忘れてしまいましたが、実際訪れる際は、現地で何があるのか確認してから買い出しに行くか、電話で機材の確認をすることをおすすめします。
いかがでしょうか。
私は初めて訪れてから、あまりの良さに翌年も ”古民家の宿 中里”に足を運んでしましました。
設備はしっかり整っていて便利ですが、敢えて五右衛門風呂や囲炉裏を使ってみて、不便ではあるけど非日常を楽しむのも、とても素敵だと思いますよ。
【不便を楽しむ理由が、"古民家の宿 中里" にはあります。】
是非、リピートしたくなる古民家の良さを体験してみてください。
私は心からおすすめします。
それでは次回の更新を待ちください。
SHOブログのSHOより。