- SHO
- 身長171㎝
- 股下69㎝
Versys650(2016年式)のシート高は840㎜。
お気づきかもしれませんが、私は究極的に短足です。胴が長いんです。
私がVersys650を購入するか一番迷った壁です。
販売店に足を運んで一度またいでみましたが、両足を地面につかせようと思うとブーツを履いてつま先がギリギリつく程度。
片足であれば、つま先立ちが出来るくらいなので、すごい安定するわけではないけどい、何とかまたがることが出来る。と、いう感じでした。
なので、第一にアンコ抜きを考え、もしくはローダウンさせるか。
そうすれば安定して乗れるだろうと思いましたが、販売店の店長に、【車高を下げるくらいならアドベンチャーには乗らない方がいい】
【片足がギリギリ地面につくなら大丈夫】
もう店長を信じて、車高は下げずにノーマルのまま乗車することにしました。
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ただ1年以上、Versys650にまたがってきましたが、本当に車高は下げなくて良かったと思ってます。
足つきが悪い分、停止するときは常に足元に注意を払うことが出来るし、路面の傾きなどに意識を常にしているので、今まで一度も立ちごけはせずに済んでいます。
それにやっぱりアドベンチャーは車高が高いので乗車姿勢は本当に楽です。
特に姿勢の楽さを感じるのが高速道路を走っているときです。
Versys650の前はNinja400(2015年式)に乗っていました。
Ninja400は若干乗車姿勢が前かがみなので、少し腰が疲れてきたりして、長時間の運転をするときは腰を伸ばしたりしなが走っていましたが、Versys650に代わってからは、腰が極端に減りました。
シートも柔らかく、おしりも痛くならないし、本当に長時間のツーリングには最高です。
中でも本当にVersys650の凄さを感じたのは峠や、コーナーの多い道を走っているときに感じます。
私、本当にバイクのテクニックはなくて、下手くそなので峠があまり好きじゃなかったんですけど、Versys650に乗り換えてから峠道が本当に楽しくてわざわざ峠道を選んで走りに行くようになりました。
重心が引くいため、コーナーを曲がるときに自然に倒れて、自然に起き上がる。
Versys650の重量自体、乾燥状態で214㎏ですが、正直乗っているときは自転車に乗っているような感覚なので、全く重さは感じません。
シート高が高くて停止時は不安定ですが、走り始めたら安定感抜群に変わります。
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(自転車に乗っている感覚は私の独特の表現かもしれないので疑問に感じないであげてください)
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大型のバイクはVersys650しか乗った事ないので、加速力やパワーは他と比較できないんですけど、物足りなさは一度も感じたことないです。
逆輸入車でリミッターが付いていないのでスピードも十分に出るかと思います。
飛ばし過ぎは危険なのでご注意してくださいね!
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スクリーンに関して少し小さく見えますが、防風性のは結構高いです。
スクリーンをMAXに上げていれば、高速走行をしていても顎から下はほとんど風が当たらないので、疲労感が大きくはなりません。
最初小さいから社外の物に変えようかと思いましたが、その必要はありませんでした。
防風性のはノーマルのもので十分だと思います。
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走行中に関しては全く不満はないんですけど、唯一欠点をあげるとしたら、荷掛けフックが少ないことです。
これはNinja400からVersys650に乗り換えた時に感じたもので、Ninja400には泥除けの脇に二か所とタンデムシート下に二か所、荷掛けフックがありましたが、Versys650にはありません。
なので、キャンプツーリングなどでタンデムシート上にバッグを積載するときはグラブバーを利用するしかありません。
社外で荷掛けフックを取り付けるか、工夫しながらひっかけるところを作るか。
物を多く積む人にとってはちょっと難点なのかと思いました。
あと、欠点ではないんですけど、純正でリアテールランプのレンズがスモークタイプでブラックの塗装に凄く合っていて良いんですけど、何故かフロント、リアのウィンカーがクリアのタイプになっています。
(2017年式はわかりません。。。すいません。)
気にならない人は気にならないと思うんですが、せっかくブラックの塗装で、リアテールがスモークなのにウィンカーがクリアだと凄くクリアの部分が変に目立ってしまって台無しなので、販売店の店長さんと相談してキジマのスモークタイプのレンズに取り換えてもらいました。ウィンカー自体は変えずにレンズだけ交換できるので、作業はビスを外すだけなのでとても簡単です。
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以上がVersys650を1年以上乗って感じたことです。
オプション品のおすすめなどはまた別に記事でご紹介しますので、お楽しみにしていてください。
それではまたの更新をお待ちください。
SHOブログのSHOより。