ライフスタイルを改善するために自分なりに努力してきた経験談をお話します。
※これは決して暗いお話ではないので、成長物語として覗いてもらえると嬉しいです。
こんにちは。SHOです。
今から約20年前。小・中学生時代に不登校を経験した時のお話をします。
小学4年生から中学3年生までの5年間
両親の仕事の都合で転校続きだった小学4生年の頃、クラスの担任の先生が嫌いで1日だけ学校を休みたいと母にお願いをした事をきっかけに中学3年の卒業をする間近まで不登校になりました。
学校に行っていない間は、親がずっと心配をしてくれていて、学校に通えない人達が集まる施設に色々連れて行ってくれました。
だけど、行きたい気持ちに全くなれず、時間だけが過ぎていきます。
その間、これから先の自分の人生が全く見えて来なくて、1番酷い時には "死んだ方が楽になるかな" って思うようになっていました。
不登校の原因になった学校を転校して、新しい学校に入学したりしましたが、結局一度も行けず、家族に迷惑ばかりかけていました。
だけど、一度も行っていない学校のクラスメイトが凄く優しくて、学校終わりに遊びに誘ってくれたり、わざわざ家まで毎日手紙を書いて渡しに来てくれて、その日あった事を教えてくれたり、学校に通うことは出来なかったけど、友達として遊んだりすることは出来るようになってきました。
その時は気付くことが出来なかったけど、自分は本当に周りの人に恵まれているんだなって思います。感謝しても足りないくらいの勇気を周りの人からもらいました。
夜間中学校への入学
中学校は義務教育なので、一度も行かなくても卒業扱いにする事は出来ますが、一度も行かないまま卒業扱いにされるのが心残りだし、家族や同級生の気持ちに答えたい。特に妹に格好悪い兄のままいるは嫌だと思い、本来であれば高校1年生の年に夜間中学校に入学をして、そこで高校受験のための勉強を2年間しました。
5年以上ペンを握る事が無かったので、漢字は自分の名前くらいしか書けなかったり、かけ算も出来ないレベルまで落ちていました。
夜間中学校には普通学級ともう一つ日本語学級があり、日本語学級は外国から来た子が日本語を勉強して日本の高校へと進学するプログラムになっています。
なので外国の友達が増え、日本語を教える代わりに数学や英語を教えてもらっていました。
5年という時間を何もせずに過ごしていたので、その時は "失った時間を取り戻さなきゃ" と必死でした。
高校進学
そこから猛勉強をして、高校受験に合格をして、高校では新しく学ぶ勉強とは別に失った時間を取り戻すために中学で学ぶ勉強もずっと学んできました。
夜間中学では生徒会長になり、高校でも生徒会には入って、高校の部活では部長を兼任で色んな事にチャレンジしてきました。
ちょっと周りの子達とは年齢が2つほど離れてましたが、あまり気にはならなかったですね。
無事に高校デビューも出来ました(笑)
不登校になる前までは、無口で人前に出る事も出来ないし、自分の思ってる事を口に出せないタイプの子でした。
不登校になってから、夜間中学に入学した後は、生徒会長や部活の部長、委員会にも積極的に参加するタイプになりました。
『5年という時間を何もせずに過ごしていたので、その時は "失った時間を取り戻さなきゃ" と必死でした』
私はこのように夜間中学に入学してから就職するまでの間ずっとこのように考えていました。
でも、『不登校の経験が無かったら、今の自分はどうなっているのか?』
"失った時間"
この言葉に必死で色んな事にチャレンジする事を無意識にしてた自分。
それに、どんな事をチャレンジしても、あの時の5年間を考えたら辛いなんて言葉は全く感じなくなっていました。
"どんな事だって自分にならできる"
この言葉は今の自分自身にも生きている心の奥底から言える言葉です。
『不登校』という単語は、単純に聞くだけだとマイナスなイメージだと思います。
この経験がどん底という表現が正しいかわかりませんが、私は不登校という経験をして、どん底を経験したから言える事があります。
"どん底から這い上がってきた人間の強さは底が知れない"
これは私自身の意見かもしれませんが、チャレンジ意欲が非常に強くなります。
繰り返し伝えます。
私は、『5年という時間を何もせずに過ごしていたので、その時は "失った時間を取り戻さなきゃ" と必死でした』
このように考えていましたが、失った時間なんてないんです。
時間は常に平等に流れていく。
あの時の経験は誰しもが出来る経験ではない。
自分にしか出来ない "貴重な時間" を経験出来たんです。
ブログを通して、このようなお話を出来る自分も、あの時の経験したからこそ、自分の経験を伝える事が出来る。
この話が誰かの役に立つかわからないけど、私が今伝える事で、少しでも誰かの役に立てればと思います。
経験はお金では買えない宝物です。
どこに宝物があるかわかりません。危険なことはしてはいけませんが、自分にとってプラスになる経験はどんどんチャレンジしていきましょう。
私はこのSHOブログを通して、自分自身成長していきます。
読者の方、足を運んできてくださる方に楽しんでもらえるブログを日々考えて参ります。
記事の内容が長くなってしまって申し訳ありませんでした。
これ以上は記事の内容がさらに長くなってしまうので、専門学校から外資系ディーラー(BMW)へ就職出来たお話はまた次回お話いたします。
またの更新をお待ちください。
SHOブログのSHOより。