以前、snow peakの【ランドブリーズ2】について記事を書かせてもらいました。
先日、ようやくキャンプツーリングにて【ランドブリーズ2】のパッキングから設営まで行えたので、使用感について考察していきます。
パッキングについて
今回友人とのキャンプツーリングで、友人が持っていないキャンプ道具の分もいくつか積んでいたため、少しパンパンな状態でのパッキングになります。
以前まで使っていたテントとランドブリーズ2のサイズの比較をしながら、考察していきます。
【ランドブリーズ2】本体・収納サイズ・重量
- 本体サイズ:約225×165×127cm
- 前室サイズ:約95×95×100cm
- 収納サイズ:約60×18×23cm
- 重量:約5.5kg
以前使っていたテント【North Eagle イーグルミニドーム200】本体・収納サイズ・重量
- 本体サイズ:約200×200×125cm
- 収納サイズ:約57×15×15cm
- 重量:約3.5kg
※前室なし
※荷物を縛る紐
ROK straps(ロックストラップ)
- 耐荷重(1本あたり) : 45kg
- 調整幅 : 450-1500mm
- ベルト幅 : 25mm
タナックス(TANAX) ツーリングネットV モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック LLサイズ
- サイズ:50×50cm(11マス×11マス)
以前使っていたテントをパッキングした際は、ノースフェイスのバッグの上に、ROK straps(ロックストラップ)をVersys650のタンデムバーにくくりつけてクロス締めをしていて余裕でした。
数字上は多少大きくなったくらいだから、大丈夫かなと思いましたが、実際にバッグの上に【ランドブリーズ2】を載せて、クロス締めをしようと思ったら、長さが足りず、クロスではなく、通常のパッキングを行いました。
ROK straps(ロックストラップ)の調整幅が450-1500mmなので、これよりも長いものが好ましいかと思います。
その上に、モトフィズのツーリングネットを掛けてパッキング完了です。
今回余計な物も沢山積載していますが、それを除いたとしても、テントのサイズ自体は大きくなり、パッキングに若干の不便さを感じましたが、工夫次第でどうにでもなるので、苦には感じませんでした。
ランドブリーズ2の設営について
まず設営についてですが、本体は3本のポールで構成されており、それぞれ赤と青で色分けされているので、スリーブに挿す際は迷うことはないかと思います。
ただ、縦方向のポール2本をクロスしてテントの端にある穴に挿すんですが、構造を理解してないと若干迷います。
実際に私は迷いました。。。
横軸に赤いポールを差し込んで、本体の完成になります。
フライシートをかける時も、色分けされたフックが付いているのでフライシートの向きさえ合っていれば間違うことなく設営は出来ます。
最初は説明書を見ながらじゃないとちょっと厳しいと思います。
今回は最初の設営ということもあってだいたい40分くらいはかかってました。
慣れれば15分もあれば設営は可能です。
ランドブリーズ2の前室について
前室の高さが約100cmとかなり低めになっています。
そのため、出入りする際は腰を低く落とさないと行けないので、少し窮屈に感じます。
snow peakの店員も言ってましたが、出入りする時は後室からの方がいいと言っていました。
ちょっと写真が分かりづらくて申し訳ないです。
後室に大きめの窓が2つ付いています。そこからの出入りの方がスムーズになります。
前室は荷物置きや、簡単な調理場として使う方が用途としては合っていると思います。
ランドブリーズ2の使用感について
5月4日の夜中の気温が約5~6度。
かなり気温が下がったのでだいぶ寒かったですが、以前使っていたテントと比較すると、そこまで冷気が入ってこなかったせいか、同じような気温で何度もキャンプをしましたが、以前と比べてテント内は比較的寒さをあまり感じませんでした。
ランドブリーズ2にはマッドスカートもついているので、下からの冷気が入りにくくなっています。
これは結構感動しました。
もしかしたら以前使っていたテントがかなり寒かったのかもしれないんですが、本当に寒くて寝れないってことはありませんでした。
今回はポケットストーブを持って行かなかったので、これにストーブをプラスすればかなり快適に夜も過ごせると思います。
まとめ
今回、ランドブリーズ2を購入してから初めての使用になります。
比較的高価なテントになるので、まだたった1回の使用じゃまだまだ性能の良さをわかりきってはいませんが、初めての使用を評価するのであれば、大満足です。
- 内部の広さ
- 室内の温度管理のしやすさ
- 前室の使い方
- 他の人と被りにくいデザイン
これらの良さを今回感じることが出来たので、私としては大満足な評価をします。
もちろんデメリットとしてはパッキングや設営の若干の複雑さを上げますが、それはデメリットと呼べるほどのマイナス面ではないかと思います。
ただ、まだ1回目の使用感についてなので、これからまたメリット・デメリットについて気づくことがあるかと思います。
春のレビュー。夏のレビュー。秋のレビュー。冬のレビュー。
それぞれ使っていくことでさらにランドブリーズ2の良し悪しを伝えていければと思っています。
今回本栖湖キャンプ場に行きましたが、アメニティドーム率が非常に高かったです。
フリーサイトで凄く広い敷なんですが、それでもGW効果でなかなか設営ポイントが見つけられないくらい人が多かったです。色々歩きまわりましたが、そこにランドブリーズを使っている人が一組いらっしゃいました。
まだまだランドブリーズを使っている人が少ない現状ですが、SHOブログを通して、【ランドブリーズ2】の魅力を伝えていけたらと思っています。
それでは次回の更新をお待ちください。
SHOブログのSHOより。