『大富豪の仕事術』
私がここ2週間ほど読んでいた本のタイトル。
著者はマイケル・マスターソン。
学生時代に、担任の先生から見放されるほど成績が悪く、遅刻も当たり前。遊び惚けていた時代から、あることをきっかけに11歳で事業を始める。それから50年が過ぎ大富豪と呼ばれるまでになる。さまざまな業界で成功する多くの企業にとってなくてはならない存在となる。
そんな彼が出版している作品の12作目として『大富豪の仕事術』を書きあげた。
洋書であるがゆえに、一般的な本屋さんでは販売しておらず、ダイレクト出版が翻訳したものが、ネットで販売されている。
ダイレクト出版のメールマガジンを毎日購読していたことをきっかけに、『大富豪の仕事術』を知ることができ、興味を持つコピーにそそられて購入に至った。
大富豪の仕事術を読む前の習慣
・毎朝6時に起床し、布団の中でケータイをいじりながら目を覚まさせ、メールのチェックやケータイゲームのログインを繰り返す。
・7時20分に家を出て、通勤中の電車内で小説を読みながら、会社へ出社。
お昼休憩などは、ブログの記事のタイトルを考えたり、ケータイゲームをやったりして過ごす。
・18時に会社が終わり、19時前に家に帰宅すると、1時間ほどゲームをしてリラックスしたのち、ブログを更新したり、ビジネス本を読んだりして過ごす。
・24時頃に就寝して、翌朝の6時に起きることを繰り返す。
目的やなりたい自分を想像することは出来たが、実際に行動としては不十分だし、何をしたらいいのかわかっていないのが本音。
とにかく何かを変えたいと必死だが、今ある小さな幸せにしがみついてしまう。
悪循環に気づくことが出来ないでいる。たとえ気づいたとしてもこの悪循環から抜け出す手段がわからない。
一つ何かを変えようと始めたブログ。毎日書いていると、ブログを書いていることに一つ自分の中の何かを変えられたと安心感を持つ。読者が増え、PV数が日に日に増える。これが本当に楽しく、新しい習慣の一つとなる。
しかし、何か一つでも欠けている事(PCの不調が原因の一つ)に気づくと、そこに意識が集中してしまい、また明日でもいいかなと思い込んでしまう。
大富豪の仕事術を読み始めて3日目
・朝の起床時間が5時30分に変わる。
30分間はお風呂に入ったり、朝食を食べたりして過ごし、6時から7時の間で大富豪の仕事術を読む時間。その中で気になった部分を紙に書いて、自分の生活に当てはめてこれからするべきことをスケジュールに書き込む。
・7時20分に家を出てから通勤中の電車内で小説を読み、会社へ出社。
お昼の休憩時間中にブログを書く時間。下書きを増やしていく時間に使う。
・18時に会社が終わり、19時前に家に帰宅すると、すぐにお風呂に入り、19時30分から22時の間は『大富豪の仕事術』を読む。
この時、1時間ごとに少し休憩を挟むのでタイマーをセットしてきっかり1時間ビジネスの時間を作る。
・22時から22時30分の間でスケジュール帳に次の日のスケジュールを記入。その日覚えた事、学んだ事、こうしてみようと思った事、その日あった日常を日記に記していく。
・23時に就寝。
朝の1時間をビジネスの時間(大富豪の仕事術を読書する)を作る。
19時30分から22時までの間もビジネスの時間を作る。
ケータイゲームをする時間。動画サイトやテレビを見る時間をなくした生活を始めてみることにした。
読み始めて3日目なので、ケータイを触るたびにゲームだったり動画サイトを開きたくなる衝動にかられるが、『大富豪の仕事術』の最初のチャプターで、自分の "マスタープラン" として
- 7年後のゴール
- 1年後のゴール
- 今月の目標
- 1週間の目標
- 今日の課題。
ゴールを決めて、そのための目標を立て、今日の課題を設定する。これが非常に大事。
ゴールと目標と課題がわかると、今やるべき事が見えてくる。
やるべき事が見えてから、今までの習慣が変わり始める。ゴールのための循環が始まる。
変わり始めは、普段過ごしてた日常と違うし、抵抗感は否めない。だけど、自分がやりたい、目指すべき場所がわかれば変化した環境が自分にとっての日常に変わる。
大富豪の仕事術を完読
『大富豪の仕事術』を読み始めてから約2週間。
・朝5時30分に起きる生活が苦ではなくなる。
・朝は頭が冴えていて、この時間にビジネスの事を考えるには非常に効果的。
目覚めてからの15分が1番判断力が高いと言われています。
・ケータイゲームを一切やらなくなり、動画サイトも見ない。自分の中で悪循環と思っていた習慣はやらないことの方が慣れてきて、やりたい気持ちにもならない。
・お腹いっぱいご飯を食べることが好きだったが、意味のある食事を取ること。習慣的に体重・体脂肪を測ることで体のコントロールも出来る。
・家に帰宅してからも、机に向かう習慣はついている。前日に何をするか決めているので、タイマーをセットしながらスケジュールに沿った行動をとる。
『大富豪の仕事術』を読み始めてすぐにとりかかった、ゴール・目標・課題。これらを決めた事で自分が何をしたいのか、どうなりたいのかが、そのためにする行動が見えた。
『大富豪の仕事術』には。
・なぜゴールを書き留めなければならないのか。
・日記をつけ続けることによって、なぜ順調にことが進むのか。
・早起きすればもっと幸せに、もっと健康に、もっと生産的になる理由と、筋金入りの朝寝坊でさえ早起きになる12のステップ。
・成功する人が実践する朝時間の使い方。
・成功について考えすぎてはいけない理由。
・プラス思考を無視するときと。取り入れるべきとき。
・なりたい自分になるためにやるべき、唯一のこと。
・etc....
他にも、マイケル・マスターソンが実際に行動したことで大富豪になれた行動が沢山しるされている。
それらはマイケル・マスターソンだから出来たことではない。
最初にもお話したが、彼の学生時代は決して有能でも優秀な人間でもなかった。
誰にでも出来ることを行動しただけ。
それらのノウハウが『大富豪の仕事術』記されている。
・お金が欲しい。
・豊かな生活がしたい。
・一生遊んで暮らしていたい。
・ビジネスを始めたいが何をしたらいいかわからない。
・副業を始めたい。
・何かを始めたい。
・etc....
最初のスタートのきっかけとして、『大富豪の仕事術』を最初に読む事を私はおすすめする。
スタートの基盤を構成するには、うってつけだ。
本当になりたい自分、やりたい事のための行動をしてほしい。
心からおすすめの一冊。